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経営ノウハウ2026-07-11· 8 min read· Bookmi チーム

低評価がついたとき、日本語でどう返信するか

低評価の本当のダメージは点数ではなく、後から見た人がその返信をどう読むかにあります。典型的な3つのケースごとの考え方と言葉選び、そのまま直して使える返信例つき。

低評価への 返信

星1つが付いた瞬間の反応は、たいてい二つに分かれます。言い返したくなるか、 見なかったことにするか。どちらも割に合いません——この返信の本当の読み手は、点数を付けた本人ではなく、 後から店を見にくる何百人もの知らない人たちだからです。

まず、返信するかどうか

Google ビジネスプロフィールのヘルプでは、口コミへの返信が ローカル検索での見え方に関わる要素の一つとして挙げられており、 返信率や返信までの速さもそこに含まれます。具体的な重みは公開されておらず、 「返信すれば何位上がる」と保証できる人はいません。 ただ返信しないことが確実な機会損失である点に、議論の余地はありません。

もっと実際的な理由もあります。返信のない低評価は、読み手には一方の言い分しか見えません。 誠実な返信のある低評価は、その店が問題にどう対処するかが見えます—— 後者はむしろ加点になり得ます。

典型的な3つのケース、それぞれ考え方が違う

ケース1:実際にこちらの落ち度がある

料理を間違えた、待たせすぎた、接客が悪かった——事実として成立する場合は、弁解せず、かといって過剰に謝りすぎないことです。 日本の商習慣では、長すぎる謝罪はかえって誠実に映りません。

構成は:お礼 → 具体的な事実を認める → 改善策を示す → 再来店をお願いする。

返信例(自社の非がある場合)

この度はご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした。 お料理の提供が遅れた件、当日の人員配置に問題がございました。 現在はピーク時間帯のオペレーションを見直し、 提供時間の管理を徹底しております。 貴重なご指摘をいただき、ありがとうございました。 またお越しいただける機会がございましたら、 改めてしっかりとおもてなしさせていただきます。

要点は具体的に何を改善したかを書くことです。 「今後このようなことがないよう努めます」だけでは決まり文句であり、 実際に手を動かしたかどうかは読み手に伝わってしまいます。

ケース2:誤解、あるいは相手の記憶違い

これが一番難しいところです。「お客様の勘違いです」と直接書けば、 読み手には扱いにくい店に映ります。かといって何も説明しなければ、 認めたのと同じことになります。

やり方は:まず相手の感じたことを受け止め、その上で事実を淡々と述べ、 評価を加えない

返信例(事実と異なる場合)

ご来店いただきありがとうございました。 また、ご期待に沿えなかったこと、申し訳ございません。 ご指摘のあった点について確認いたしましたところ、 当店では〇〇のご案内を事前にさせていただいております。 説明が十分に伝わっていなかった可能性があり、 今後はより分かりやすいご案内を心がけてまいります。 お気づきの点がございましたら、 お手数ですが店舗まで直接お知らせいただけますと幸いです。
末尾の「店舗まで直接」の一文が効きます—— 相手に引き下がる余地を残しつつ、読み手には この店が面と向かって解決する姿勢があることを示せます。

ケース3:明らかな悪意、あるいは無関係な内容

競合、来店していない人、単なる憂さ晴らし——この種の投稿には たいてい各社に申告の窓口があります。まずプラットフォームの手順に沿って申告し、 同時に抑制の効いた返信を一つ残しておきます。

返信の目的は相手を説得することではなく、読み手に姿勢を見せることです。 短いほどよく、一つひとつ反論するのは避けてください。

返信例(心当たりがない場合)

ご投稿ありがとうございます。 いただいた内容について確認いたしましたが、 該当するご来店の記録を確認できませんでした。 もし当店をご利用いただいた際のことでしたら、 恐れ入りますが店舗まで直接ご連絡いただけますでしょうか。 状況を確認のうえ、真摯に対応させていただきます。

共通する要点

  • 早いほどよい——熱があるうちに返信するのと、 1か月後に返信するのとでは効果がまるで違います。
  • 同じテンプレートを使い回さない——読み手は下まで読みます。 同じ文面が10件並ぶのは、返信しないより悪い印象を与えます。
  • 相手の個人情報に触れない—— 「〇〇様は先月もお越しいただき」のような書き方はプライバシーの問題になります。
  • 敬語の水準を揃える—— 前半は丁寧語、後半で急に口語になると、読んでいて違和感が残ります。

「早く」ができないとき

最も多いのは書けないことではなく、書く時間がない、 そもそも新しい口コミに気づいていないという状況です。 プラットフォームごとに分かれていて、日本語の言い回しにも気を遣う—— そうして1、2週間が過ぎ、そこから返信しても効果は大きく落ちています。

書けないときは、寝かせるより先に短くても誠実な一文を出すほうがましです。 低評価のダメージの多くは、その星一つではなく、 その下に広がる空白から来ています。

※ 検索順位や評点は各プラットフォームのアルゴリズムによって決まるもので、本記事は結果について一切保証しません。口コミの削除や非表示化は各社の規約に反するため、本記事では扱いません。

電話を受ける、口コミに返す、客を追う

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