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インボイス登録番号の一括チェック
取引先の登録番号(T+13 桁)を最大 300 件まとめて貼るか、CSV を読み込むだけで、適格請求書発行事業者の登録・失効・取消と名称を国税庁の公表データで確かめます。取引日の時点での判定、結果の CSV 保存、登録のない取引先からの仕入れの経過措置(2026 年 10 月から 70%)の負担増の計算もできます。
最終確認:2026/10/17・国税庁 適格請求書発行事業者公表サイトの全件・差分データ(毎日取り込み)
送るのは登録番号と取引日だけです。取引先名と金額はこの画面の中だけで使い、Bookmi は番号も保存しません。
※ 出典:国税庁適格請求書発行事業者公表サイト(国税庁)の公表情報(全件・差分データ)を加工して作成。サービスの内容は国税庁によって保証されたものではありません。個人事業者の氏名は公表サイトでご確認ください。
なぜ取引先の登録を確かめるのか
2023 年 10 月からのインボイス制度では、仕入税額控除を受けるには、原則として適格請求書発行事業者(登録事業者)が発行したインボイスの保存が必要です。取引先が登録をやめたり(失効)、取り消されたりしていると、受け取った請求書に登録番号が書いてあっても控除できません。年に一度、取引先の一覧をまとめて確かめておくと安心です。
経過措置:2026 年 10 月から 70% に
登録のない事業者(免税事業者など)からの仕入れでも、経過措置で仕入れの消費税相当額の一部を控除できます。割合は仕入れの日で決まり、令和 8 年度の税制改正で次のようになりました。
| 仕入れの日 | 控除できる割合 | 税込 110 万円(10%)の仕入れの負担増 |
|---|---|---|
| 2023/10/1〜2026/9/30 | 80% | 2 万円 |
| 2026/10/1〜2028/9/30 | 70% | 3 万円 |
| 2028/10/1〜2030/9/30 | 50% | 5 万円 |
| 2030/10/1〜2031/9/30 | 30% | 7 万円 |
| 2031/10/1〜 | 0% | 10 万円 |
- 本則課税の事業者だけの話:簡易課税・2割特例・3割特例で計算している場合は、仕入れ先の登録の有無で納める消費税は変わりません(消費税の 4 つの計算を比べる)。
- 1 者あたり年 1 億円の上限:2026 年 10 月 1 日以後に始まる課税期間からは、1 つの仕入先からの仕入れが年 1 億円(税込)を超える部分に経過措置を使えません。
- 少額特例:基準期間の課税売上高が 1 億円以下(または特定期間が 5,000 万円以下)の事業者は、2029 年 9 月 30 日まで、税込 1 万円未満の仕入れは帳簿だけで控除できます(相手が登録していなくても同じ)。
状態の見方
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| 登録あり | 取引日の時点で適格請求書発行事業者 |
| 登録日前 | 登録はあるが、登録日(効力の始まり)がまだ来ていない |
| 失効 | 事業者の届出(登録の取消を求める届出・事業の廃止など)で、失効日から登録の効力がない |
| 取消 | 税務署長が登録を取り消した(所在不明・納税管理人の未届けなど)。取消日から効力がない |
| 見つからない | 番号の誤り・未登録・失効や取消から 7 年たって削除された、のいずれか |
※ 失効・取消の日付が未来のときは「登録あり」と表示し、表に予定の日付を出します。
データの出典
国税庁「適格請求書発行事業者公表サイト」が公共データ利用規約(第 1.0 版)で公開している全件データ(毎月、前月末時点)と差分データ(毎営業日)を、Bookmi が毎日取り込んで照会に使っています(国税庁適格請求書発行事業者公表サイト(国税庁)の公表情報を加工して作成)。サービスの内容は国税庁によって保証されたものではありません。ダウンロード用のデータでは個人事業者の氏名などが公表されていないため、氏名は公表サイトの詳細画面で確かめてください。
よくある質問
国税庁の公表サイトとの違いは?
公表サイトの検索は一度に 10 件までで、結果を書き出せません。このツールは 300 件まで一度に確かめ、結果を CSV で保存できます。データは国税庁が公開している全件データと毎日の差分データで、最新の公表内容との差は通常 1〜2 営業日です。
個人事業者の名前が表示されないのはなぜですか?
国税庁がダウンロード用に公開しているデータでは、2022 年 9 月から個人事業者の氏名・屋号などが空欄になっているためです。登録・失効・取消の状態と日付は確認できます。氏名は、登録番号のリンクから公表サイトの詳細画面で確かめてください。
「見つからない」と出ました。
番号の入力の誤り、まだ登録されていない、または失効・取消から 7 年が過ぎて公表サイトから削除された、のいずれかです。チェックデジット(番号の 1 桁目)が合わない番号は「番号の誤りの可能性」として照会していません。
取引日を指定するのはなぜですか?
仕入税額控除に必要なのは、取引の時点で相手が登録していたかどうかです。過去の請求書を確かめるときは、その取引の日を指定すると、その日の時点で登録があったか(登録日より前でないか、失効・取消の後でないか)を判定します。
登録のない取引先からの仕入れは、いくら損をしますか?
本則課税の場合、インボイスのない仕入れの消費税相当額は、経過措置で一部しか控除できません。2026 年 10 月 1 日から 2028 年 9 月 30 日までの仕入れは 70% なので、税込 110 万円(10%)の仕入れなら控除できない 3 万円が負担増です。簡易課税・2割特例・3割特例の事業者は、仕入れ先の登録の有無で納める消費税は変わりません。
入力した番号は保存されますか?
保存しません。照会のために登録番号と取引日だけを Bookmi のサーバーに送り、回数と件数だけを記録します。取引先名と金額はお使いのブラウザの中だけで使います。
出典・参考
- 国税庁適格請求書発行事業者公表サイト
- 公表情報ダウンロード(全件・差分データ)(国税庁)
- インボイス制度の見直し(令和 8 年度改正)(国税庁)
- インボイス Q&A 問 113(免税事業者等からの仕入れの経過措置)(国税庁)
- インボイス Q&A 問 111(少額特例)(国税庁)
- チェックデジットの計算(法人番号公表サイト、国税庁)
- 公共データ利用規約 第 1.0 版(デジタル庁)